Squareの決済システム、小規模ビジネス導入事例

人力車のえびす屋

えびす屋人力車の東山店では毎朝、人力車を引く俥夫が店舗に集合します。所長がその日の注意点やお客さまの予約などを通達し、山本明史さんを含む俥夫一同で、お客さまや地域社会に思いをはせながら会社の理念を唱和します。それから出庫の準備に入ります。

山本さんと谷名さんのお仕事の現場

Tap to Pay on Android

Square リーダー

おもてなしの心で、古都をご案内

えびす屋人力車は、京都市西部の嵐山で創業しました。事業拡大にあたり東部に目を向け、京都を代表する清水寺などの名所が広域に点在する東山で人力車の運行を始めました。

30年前のサービス開始当初は、明治時代を思わせる人力車が走る姿に驚かれたことも。観光人力車の先駆けとして試行錯誤を重ね、地域や観光客が認めるサービスにまで昇華しました。

「感動することは人生を動かす」

山本さんの俥夫歴は10年。東京の浅草でスタート後、鎌倉、小樽、嵐山で経験を積み、5年前から東山で従事しています。お客さまと過ごすひとときを大切にし、感謝の気持ちで人力車を引いています。

「世界中から訪れるお客さまに日本の魅力をお伝えできる人力車に魅力を感じています。感動することは人生を動かす、と思っています。日本の文化に触れたり、経験を通して大きな感動を呼ぶと人生に大きな新しい風を吹かせることができるのです」

山本さんはお客さまとのご縁を大切にしています。

「禅の言葉で『対面同席五百生』という言葉があります。 意味は『一度対面や同席をする人は、輪廻転生で500回は縁がある人ですよ』という禅の教えです。ご案内の時間が十数分でも3時間でも、共にするひとときに感謝しながら、 その時間で僕ができる最大の喜びや出来事を伝えられるように努めています」

「Squareなら支払いが一瞬で完了」

俥夫というサービスにおいて、お支払いの瞬間は非常に重要です。通常は、ご案内が終わるまでお会計をお願いすることはありません。「お客さまが満足してから、お代金をいただいております」東山店の所長、谷名さんは言います。「サービスが完了して、カードでのお支払いの場合はSquare リーダーを使っています」

キャッシュレス決済をすばやく受け付けられるのは、大きなメリットです。他社のサービスでは時間がだいぶかかっていました。「Squareなら支払いが一瞬で終わるのでとてもよいです」

Square 決済の導入事例: えびす屋人力車

「非常に分かりやすく、単純明快で、特に今の若い子、スマホ、元々スマホ世代の子たちっていうのは、もうなんなくすぐに。導入するのに、何の障壁もなく」

「私たちは雨でも雪でもずっと外」

天候に左右されず、支払いを受け付けられることは、人力車のえびす屋にとって大きな利点です。Tap to Pay on Androidの登場によりお客さまの体験をさらに向上できると、谷名さんは期待しています。スマートフォンがあれば支払いを受け付けられるからです。

「私たちのサービスは雨でも雪でもずっと外なので電気モノは苦手な分野です。電源もコンセントもないですし。そんな中、スマホとリンクしてお支払いができて、お客さまをお待たせしないことは本当に助かっています」

「非日常、非現実的な経験」

えびす屋人力車ではユニークな体験にこだわりを持っています。

「人力車って、なかなか乗ることがないじゃないですか。それで、たとえば着物を着て人力車に乗って、ちょっとタイムスリップしたような気分で京都を楽しんでいただく。 一番最後に、お金のやり取りって現実の世界に引き戻されちゃうじゃないですか。一瞬で」

お支払いの際に魔法が解けてしまったら?シンプルでスムーズなTap to Pay on Androidならその心配もありません。「タッチのピッで終われば、なかなか夢から覚めにくいかもしれません」

山本さんと谷名さんのお仕事の現場

Tap to Pay on Android

Androidスマートフォンでタッチ決済を受け付け。他の決済端末は不要です。かんたんに導入して、持ち歩いて決済を受け付けできます。

Ebisuya Rickshaw - Tap to Pay on Android

Square リーダー

セキュリティ対策を備えた、定番のカードリーダー。ICカード、タッチ決済カード、モバイルウォレットによる支払いに対応します。

Square リーダー

Androidは、Google LLCの商標です。タッチ決済対応マークは、EMVCo, LLCが所有する商標で、同社による許可のもとで使用されています。

今回のインタビューに際して、Squareは所要時間に応じた報酬をこの事業に支払いました。