▶︎この記事では、ブラウザ決済を安全に利用するための方法を紹介します。
「代金を支払った覚えがない」「商品を受け取っていない」など、クレジットカードの利用代金について購入者が異議を申し立てることを「支払い異議申し立て(チャージバック)」といいます。
支払い異議申し立てのリスクを減らすためにできることは?
Squareのブラウザ決済は、電話口で注文を受け、そのままクレジットカード情報を聞いて決済するので、お客様がその場にいなくても会計できるのが特徴です。これは非対面決済と呼ばれ、カード保有者であるお客様が目の前にいないため、決済を行なっている人物とクレジットカードの保有者が同一であるかを確認するには制約があります。
支払い異議申し立てのリスクを最小限にとどめるために、Squareでは以下の項目の実施を推奨しています。
1, 入手したカード情報は必ず破棄する
お客様から提供されたクレジットカード番号、名義人名、請求先住所、有効期限、セキュリティーコードなどのカード情報は会計後、保存せず、必ず破棄するようにしてください。
2, 取引を文書化する
注文時の注文書や商品を発送時の納品書、配達時の受領書、またサービスを提供する場合の依頼書や確認書など一つひとつの取引を文書化しておきます。受領書や作業確認書には、お客様のサインをもらい、保管しておきましょう。
3, 発送先を確認する
商品を発送する場合は、請求先と発送先の住所が一致するか確認します。異なる場合はお客様に事情を聞き、疑わしい場合は決済を受けつけないようにします。また、私設私書箱やレンタルオフィスなどが発送先になっていたり、インターネットで住所検索しても確認できなかったりする場合など少しでも疑念が残る場合は、本人確認のため身分証明証の提示をお客様にお願いするようにします。
4, 注文内容を確認する
高級品など換金性が高い商品の注文や大量の注文を受けた場合は、過去の注文内容と照らし合わせたり、注文者の事業内容をインターネットなどで調べたりして確認します。必要があれば公的期間が発行した身分証明証でお客様の住所そしてクレジットカード名義人名とお客様の氏名が一致するかを確認するようにします。
安全なカード決済について詳しくは、カード決済を安全に行うにはも参考にしてください。
支払い異議申し立てが発生したら?
支払い異議申し立てが発生した場合、Squareがビジネスオーナーの代理として解決にあたります。支払い異議申し立ての解決サポートにおける追加料金は発生しません。
支払い異議申し立ての通知を受け取ったら、なるべく早くSquareにご連絡ください。
詳しくは、支払い異議申し立てのチュートリアルを参照してください。