【Squareで解決】店頭決済だけじゃない!電話やメールで受け付けた注文の決済

ご存知でしたか?Squareは、決済端末を使った店頭・対面決済だけではありません。InstagramやFacebookで受け付けた注文、いわゆる通信販売など、電話やEメールで受け付けた注文の決済にも対応しています。

メールやSNS、電話で注文を受け付ける際、支払方法としては銀行振込、代金引換などがありますが、代金未回収のリスクを避けるためにもインターネット上で支払いの手続きを行うオンライン決済がおすすめです。今回はオンライン決済の概要、利用場面に合わせた具体的なオンライン決済の方法を紹介します。

■Squareガイドでは、Squareが提供している豊富な機能の使い方を紹介しています。シリーズ一覧はこちら

目次


オンライン決済とは?

オンライン決済とは、インターネットを介して行われる決済です。ネットショップやECサイトだけでなく、実店舗でも利用することができます。たとえば、お客さまが店頭に並ばず注文や支払いができる「事前注文・事前決済」などにオンライン決済を活用できます。また、InstagramやFacebookなどのSNSを利用した販売にもオンライン決済が便利です。

現金を使わないキャッシュレス決済が徐々に生活に馴染み、買い物や支払いの仕方にも多様性が生まれています。オンライン決済を導入して事業運営の効率化や顧客満足の向上を図りたいと考える事業者も少なくないのではないでしょうか。

オンライン決済の種類

オンライン決済には大きく分類すると以下の六種類があります。

  1. クレジットカード決済
  2. オンライン銀行決済
  3. キャリア決済
  4. ID 決済
  5. 電子マネー決済
  6. 後払い決済

六種類の決済手段の中でもクレジットカード決済は、約8割と最も利用率の高い決済手段です。事業者にとって、機会損失を防ぐためにもクレジットカード決済の導入は必須といえます。次の章ではオンライン決済におけるクレジットカード決済のメリットや注意点について解説していきます。

参考:令和3年版情報通信白書(総務省)

クレジットカードを使ったオンライン決済導入するメリット

事業主・お客さまの両者にとって利便性が高い

SNSや電話など、お客さまと直接顔を合わせずに注文を受け付けたとき、主な支払手段として銀行振込や代金引換、クレジットカード決済が選択肢として考えられますが、事業主・お客さまの両者にとって利便性が高く、時間がかからないのがクレジットカードを使ったオンライン決済です。

銀行振込だと、振込口座の情報をメールなどで案内し、お客さまが振り込んだことを確認するまでに数日かかる場合があります。代金引換の場合は、現金を準備する必要があったり、宅配ボックスが使えなかったりと、お客さまへの負担が多いだけでなく、代引きにかかる手数料やキャッシュフローの面も気になります。

クレジットカードを利用したオンライン決済は、注文を受けたその場ですぐに決済ができます。事業者は決済が無事行われたことを確認でき次第、商品発送の準備に取り掛かれます。

利用者が多い

JCBが2022年に行った「クレジットカードに関する総合調査」によると、多種ある決済手段の中でもクレジットカードの保有率は最も高く、9割近くに上ります。また、利用頻度や利用金額においても過去5年で安定した増加傾向を見せています。

参考:JCB、2022年度版クレジットカードに関する調査結果を発表(株式会社ジェーシービー)

クレジットカードを使ったオンライン決済を導入する際の注意点

直接契約は手間がかかる

クレジットカード決済を導入するには、「直接契約」と「決済代行会社を介する契約」の二つの方法があります。「直接契約」の場合、各カードブランドに対して加盟店契約の申し込みをします。申し込み後、審査に通過すれば加盟店契約を結ぶことができます。複数のカードブランドを導入する場合、各カードブランドごとに手続きをし、審査に通過しなければなりません。また、毎月の入金サイクルは各カードブランドによって異なるので、売上管理などの事務作業が煩雑になります。

複数のカードブランドを導入したい場合「決済代行会社を介する契約」がおすすめです。決済代行会社が複数のカードブランドとの契約を一括で行い、一本化した管理システムを提供するので、事業者の負担が軽減されます。

決済手数料がかかる

クレジットカードを利用する決済では、決済手数料が発生します。各カードブランドと契約する場合、事業規模や取扱商品によって決済手数料率に幅がある場合があります。相場は1%から10%だといわれています。決済代行会社を利用する場合、クレジットカード決済にかかる決済手数料は事前に公開されていることが多く、3%前後の場合が多いようです。

オンライン決済の活用シーン

この章では、オンライン決済の利用シーンを具体的に紹介します。

飲食店などにおけるデリバリーやテイクアウト

コロナ禍の影響もあり、デリバリーやテイクアウトを利用する人も増加しました。オンライン決済を導入することで、デリバリー時に釣り銭を用意する手間が省けます。テイクアウトの場合、注文の事前受付と事前決済を導入することで、業務の効率化を図ることができます。

イベントの参加費や定期的な支払い

イベントなどで参加費を現地決済する場合、キャンセル発生時にキャンセル代金が回収できなかったり、支払い時に混雑したりまったりといったリスクがあります。事前にオンライン決済で支払いを済ませておくことでそのようなリスクを防ぎ、イベント当日の入場手続きなどがスムーズに進みます。また、オンラインレッスンの会費や、月額の動画や音楽の配信サービスといったサブスクリプション、お客さまが欲しい物を定期的に購入する定期購買にもオンライン決済は利用されます。

Squareを導入してオンライン決済を活用しよう

Squareは、前述したシーンを含めてさまざまな目的・シチュエーションに合わせたオンライン決済を提供しています。

手軽に通信販売を始めたいあなた

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通信販売・オンライン販売を始めたいけれど、ECサイトを新しく立ち上げたり、モール型ECサイトに出店したりするほどコストをかけられない、商品数が少ない……という場合、Square リンク決済を使えば、手軽にオンライン販売ができます。

Square リンク決済では、商品やサービスの名前と値段を登録するだけで、支払いに使える「お会計リンク」が作成できます。お会計リンクをソーシャルメディアやブログの投稿、メールの文面などに貼り付けると、お客さまはリンクをクリックして、そのまま購入画面に進むことができます。

普段店頭に並べている商品の通信販売に利用できるのはもちろん、オンラインレッスンの支払いなどにも活用できます。

たとえば、ドライフラワー専門店の「mukutou」では、Instagramのみで販売を行っています。その際の決済方法としてSquare リンク決済を採用しています。Square リンク決済の作成画面にお客さまの名前と金額を入力し、お会計リンクを発行します。Instagramのメッセージに発行したリンクを貼り付けて送信するだけなので、効率的に支払いのやり取りができています。

▶Square リンク決済の導入事例は、こちらで紹介しています。
▶Square リンク決済を利用するには、こちらのヘルプセンターを参考にしてください。

大口の注文やオーダーメイド品の支払いを楽にしたいあなた

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大口の注文が入ったときや、オーダーメイド品を取り扱っている場合、お客さまとは注文内容や請求金額の確認をメールでやり取りしているかもしれません。メールで振込口座を案内して、振込を待つこともできますが、おすすめなのはSquare 請求書を使ったメール決済です。Square 請求書にお客さまのメールアドレス、請求額や支払期限などを入力するだけで、お客さまは受信したメールからカード決済ができます。入金状況をパソコンやスマートフォンから簡単に確認できるだけでなく、入金が遅れているお客さまには自動でリマインダーを送ることも可能です。Square 請求書を活用することで、請求にまつわる事務作業の手間を大幅に削減できます。

たとえば、かっぱ橋にある「ぬま田海苔」では、主に海外のお客さまからの注文にSquare 請求書を利用しています。よく使う項目をSquareに登録してあるので、1通の請求書を作るのに5分もあれば十分だそうです。さらに、ほとんどのお客さまが請求書を送付してから2日以内に支払ってくれるので、安心かつ安全な取引が実現しています。

▶Square 請求書の導入事例は、こちらで紹介しています。
▶︎今すぐSquare 請求書を利用するには、こちらのヘルプセンターを参考にしてください。

Square 請求書なら、作成からオンライン送信まで簡単スピード対応

請求書の作成、送信、支払いまでの流れが簡単に。自動送信、定期送信など便利機能も無料。

電話で注文受け付け、その場で決済したいあなた

インターネットが苦手で電話で注文をしたいというお客さまもいらっしゃるかもしれません。電話口で振込口座を伝えたり、住所を聞いて振込書を郵送したりするのは、時間も手間もかかります。Squareなら、電話で受け付けた注文も、その場でお客さまのカード情報を聞いて決済することができます。パソコンでSquareの「ブラウザ決済」にアクセスし、カード情報を入力するだけのシンプルな操作で完了します。

▶︎今すぐブラウザ決済を利用するには、こちらのヘルプセンターを参考にしてください。

ネットショップを始めたいあなた

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店頭でSquareを使っているので、ネットショップも合わせてSquareの決済を利用したいという場合、Square オンラインビジネスを利用すれば、無料でネットショップを始められます。店頭と同様、ネットショップの売上額も最短で翌営業日に振り込まれます(※)。店頭とECサイトでの売り上げや在庫状況が一元管理できるのも、忙しい事業主にはうれしい特徴かもしれません。

※三井住友銀行・みずほ銀行をご登録の場合:0:00 から23:59 までの決済分が、決済日の翌営業日に振り込まれます。
三井住友銀行とみずほ銀行以外の金融機関口座をご登録の場合:毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。

たとえば、フェイシャルトリートメント専門店の「美肌室ソラ」では、店内でのお会計にSquare リーダーを使用しています。加えて、Square オンラインビジネスを使用して、スキンケア商品を販売するネットショップも運営。実店舗もネットショップも一箇所で管理することで、会計処理がとても楽だとオーナーの舘山さんは話しています。

▶Square オンラインビジネスの導入事例は、こちらで紹介しています。
▶︎Square オンラインビジネスについて詳しくは、こちらを参考にしてください。


Square サポート

ご不明な点がある場合は、以下の三つの方法をご活用ください。

(1)Squareの加盟店同士が分からないことを解決し合う「Square 加盟店コミュニティ」を確認する、または「スレッドを開始する」から質問をする

(2)24時間受け付けている弊社お問い合わせページのメールフォームから問い合わせる

(3)Square サポートまで電話で問い合せる
0120-117-042(フリーダイヤル、携帯電話からも通話可能)

電話サポート受付時間: 10:00 〜 18:00 (年末年始・臨時休業日除く)


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※執筆は2022年8月21日時点の情報を参照しています。2024年7月5日に記事の一部情報を更新しました。