今後の端末選びには「タッチ決済対応」が肝?タッチ決済の決済端末4社を比較!

タッチ決済の定義から、海外と国内でどのようにタッチ決済が利用されているのかなど、近年普及が進んでいる「タッチ決済の今」を3記事に渡り取り上げてきました。

この記事では、タッチ決済(NFC)ができる決済端末を4種類紹介します。

目次



1. PAYGATE Station

大きなタッチ画面が特徴的な「PAYGATE Station」。Android搭載の本端末は拡張性が高く、POSと簡単に連動できたりと自店舗に合わせてカスタマイズがしやすい作りになっています。

クレジットカード決済(タッチ決済(NFC)を含む)や電子マネー・QRコード決済への対応はもちろんのこと、分割払いや共通ポイントにも対応しています。

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
決済手数料 要お問い合わせ
入金サイクル 要お問い合わせ
利用可能なキャッシュレス決済 ●クレジットカード決済(タッチ決済含む)
●電子マネー決済
●QRコード決済
接続方法 ●Wi-Fi
●LTE

2. VEGA3000-Touch

世界各国に決済端末を提供する台湾のキャッスルテクノロジーが製造しているマルチ決済端末「VEGA3000-Touch」。

端末の上半分には決済額などが表示されるタッチパネル、下半分には暗証番号を打ち込めるピンパッドがあり、端末の上部からレシートが印刷される作りになっています。充電式で持ち運べる「モバイル型」とレジ横に据え置く「カウンタートップ型」の2種類あるので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。

初期費用 0円
※株式会社JMSを通じて導入した場合
月額費用 0円
LTEを利用する場合:693円税込/月(SIM利用料)
※株式会社JMSを通じて導入した場合
決済手数料 3.24%〜3.74%
※株式会社JMSを通じて導入した場合
入金サイクル 月2回、または月6回
※株式会社JMSを通じて導入した場合
利用可能なキャッシュレス決済 ●クレジットカード決済(タッチ決済含む)
●電子マネー決済
●QRコード決済
接続方法 <カウンタートップ型>
有線LAN

<モバイル型>
●Wi-Fi
●LTE

3. Square

Twitter創業者のジャック・ドーシーが「スモールビジネスでも気軽にクレジットカード決済を受け付けられるよう」と2009年に立ち上げたサービス「Square」。複数種類の決済端末を提供しています。

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コンパクトなサイズのSquare リーダーと、レシートプリンター搭載のSquare ターミナルはどちらもワイヤレスで簡単に持ち運べます。

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▲Square リーダーの使用例

据置型だと、スタッフ用の大きなタッチスクリーンとお客さま用決済画面を搭載したSquare レジスター、iPadをセットして使うSquare スタンドの2種類があります。

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▲Square レジスターの使用例

タッチ決済(※)だけの受け付けで十分という場合は、スマートフォンひとつでタッチ決済が受け付けられる「Tap to Pay on Android」または「iPhoneのタッチ決済」の機能を活用することもできます。

※ここでいうタッチ決済は、タッチ決済対応マークがあるクレジットカードまたはモバイルウォレットに登録されたクレジットカードのみとなります。電子マネー決済には対応していません。

Squareの大きな特徴は、キャッシュレス決済サービスのほかにビジネスに役立つさまざまな機能を提供しているところです。POSレジ機能ネットショップ作成機能クラウド請求書作成機能、在庫やスタッフの勤怠管理機能などは全て無料アカウントさえあればすぐに利用できます。さらに店頭での売上情報、ネットショップやクラウド請求書からの売上情報などは全て一つのアカウントから確認できるため、管理しやすいのもうれしい点です。

初期費用 端末代金のみ
Square リーダー:4,980円/税込
Square ターミナル:39,980円/税込
Square レジスター:84,980円/税込
Square スタンド:29,980円/税込
月額費用 0円
決済手数料 3.25%(※)
入金サイクル 最短翌営業日
利用可能なキャッシュレス決済 ●クレジットカード決済(タッチ決済含む)
● QRコード決済
●デビットカード決済
●電子マネー決済
接続方法 ●Wi-Fi
●LTE

※年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、VisaとMastercardの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。

4. stera terminal

三井住友カードが提供するstera terminal。山のような形をしている端末の片側には従業員用の7インチのディスプレイがついており、もう片側にはお客さま用の4インチのディスプレイがついています。どちらもタッチパネルに対応していて簡単に操作できることが特徴的です。クレジットカード(タッチ決済含む)・電子マネー・QRコードでの決済に対応しており、POSレジ機能や集客機能などは独自のマーケットプレイス「stera market」からアプリとして端末に追加できます。

初期費用 0円
月額費用 3,300円税込
決済手数料 3.24%
入金サイクル ●月6回締め、2営業日後入金
●月2回締め、2営業日後入金
●月2回締め、15日後入金
利用可能なキャッシュレス決済 ●クレジットカード決済(タッチ決済含む)
●デビットカード決済
●電子マネー決済
●QRコード決済
接続方法 ●Wi-Fi
●LTE

海外ではすでに交通機関やスーパーなど、日常的なシーンに溶け込みつつあるタッチ決済。すでに導入が始まっている日本でも、タッチ決済が「よく見る光景」となる日もそう遠くないかもしれません。キャッシュレス決済の拡大とともにさまざまな決済方法に柔軟に対応できるよう、タッチ決済の対応端末の導入を一足早く検討してみてはいかがでしょうか。


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執筆は2019年8月23日時点の情報を参照しています。2024年11月1日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash