Squareといえば、クレジットカード決済を思い浮かべる人も多いかもしれません。Squareは経営者の役に立つ、便利で簡単に使える機能やサービスを多く提供しています。しかも、無料で利用できるものもたくさんあります(※)。
今回は経営に携わる人にとって、日々の業務に役立つ、クレジットカード決済も含めたSquareを使いこなす方法を紹介します。
※Squareの料金について詳しくはこちらをご確認ください。
- カフェや美容院、ゲストハウスのカード決済ならSquare
- フリーランス案件・副業の請求ならSquare
- ネットショップの開設ならSquare
- イベントの事前決済ならSquare
- カフェやレストランのレジならSquare
- 店舗と従業員を管理するならSquare
- 顧客との関係を強化するならSquare
- 経営に生かせるデータ分析ならSquare
カフェや美容院、ゲストハウスのキャッシュレス決済ならSquare
飲食店や小売店、美容院、ゲストハウスや旅館などの宿泊施設の経営者の中には、キャッシュレス決済の需要がすでにある、もしくはキャッシュレス決済に対応することで客単価をさらにアップさせたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
Squareなら必要な手続きは、アカウントの登録と決済端末の購入のみ。決済端末は種類が複数あり、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗におすすめのものが二つあります。一つはスマートフォンやタブレットとBluetooth接続するだけで利用できるモバイル決済端末の「Square リーダー」、もう一つはキャッシュレス決済機能・POSレジ機能・レシートプリンターを一台に凝縮したオールインワン決済端末の「Square ターミナル」です。どちらの端末でも、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済が利用できます。キャッシュレス決済は導入費用が高額という印象があるかもしれませんが、Squareなら低コストでキャッシュレス決済を導入できます。月額使用料などの固定費用もなく、かかるのは決済ごとの手数料(※)のみです。
※年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規かつ中小企業の加盟店の場合、VisaとMastercardの決済手数料を2.5%でご利用いただけます。年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超える場合、すべての決済手段においてカスタム決済手数料をご利用いただける可能性がありますので、営業チームまでお問い合わせください。
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▲Square ターミナルを利用している様子
フリーランス案件・副業の請求ならSquare
オンラインショップの経営者、フリーランスのエンジニアやデザイナー、でき上がり次第オーダーしたお客さまに発送するという作家もいるでしょう。
経理や営業活動など一人でさまざまな役割をこなすなかで、代金を請求して入金を確認するプロセスは大切な業務である一方、負担にもなっていませんか。そんな人にオススメの請求方法を紹介します。
■クラウド請求書を活用する
仕事を受ける際に、お客さまのメールアドレスを聞いておきましょう。Square 請求書なら、お客さまのメールアドレスと請求額を入力し、送信を押せばオンラインで請求書をメールで送れます。パソコンだけでなくアプリでも利用でき、普段使っているスマートフォンやタブレットにSquare 請求書アプリをインストールすれば、外出先からでも簡単に請求書を作成してメールで送れます。お客さまも受け取ったメールからそのままクレジットカード決済できるため、銀行へ振り込みに行く必要がなくなります。この方法なら海外のお客さまからの注文にもスムーズに対応できます。
支払い状況を確認する機能と自動リマインダー機能があるため、支払いの管理の手間が軽減でき、お客さまの支払い忘れも防げます。お客さまが支払いを済ませると、カードの決済手数料を引いた金額が最短で翌営業日に振り込まれます。
月謝や家賃、会費など定期的に同額を請求しているなら、カード情報保存機能を使うことで請求額をお客さまのカードから自動で引き落とすことができます。
Square 請求書は何通でも無料(※)で送ることができますが、請求書に注意事項やメッセージを追加したいなど、細かなカスタマイズには月額3,000円の有料プラン(Square 請求書プラス)の利用がおすすめです。
※クレジットカード決済ごとに発生する決済手数料は除く
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■「ブラウザ決済」を利用する
ブラウザ決済とは、パソコンのブラウザ上でSquareの管理画面にお客さまのカード情報などを入力してクレジットカード決済を受けつける方法です。オンライン請求書と異なり、その場で決済が完結します。
電話などで注文や予約を受け付けたらそのままカード情報を聞いて決済できるため、お客さまからの振り込みを待つ時間がない、決済が確認でき次第商品を送付したい、作業にすぐ取りかかりたいという経営者にぴったりです。教室の申し込みや宿泊施設の予約など、空きがあるうちに申し込みや予約を確定しておきたいお客さまにとっても、便利な決済方法です。
Square 請求書と同じく、決済手数料が引かれた金額が最短で翌営業日に振り込まれるため、資金繰りの面でも経営者にとって大きな助けとなるでしょう。利用できるクレジットカードは、Visa、Mastercard、American Express、JCB、 Discover、Diners Clubの6種類です。
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ネットショップの開設ならSquare
最近では売上拡大を一つの目的に、実店舗と合わせて、お客さまがいつ、どこにいても買い物を楽しめるネットショップを運営する事業主が増えてきています。以前までは専門家に頼んでそれなりの費用を出さないと作れないもの、と考えられてきたネットショップ。ところが最近では専門知識などがなくても、低予算でネットショップが作れるサービスも増えてきています。
Squareには、無料でネットショップを開設・運営できるSquare オンラインビジネスという機能があります。発生する費用は、決済ごとの手数料のみ。売り上げは最短で、翌営業日に振り込まれます。実店舗とネットショップの両方を運営していく場合、売り上げや在庫をどのように管理していくかは悩みどころですが、店頭でSquare POSレジを使用すれば、注文や在庫などの情報の一元管理が可能です。そのほか、Instagramとの連携機能や、ブログ投稿機能も無料プランに含まれます。Square オンラインビジネスについて詳しくはこちら。
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イベントの事前決済ならSquare
実店舗で行うイベントや個人で開催するイベントでは、どのように決済を受け付けていますか。当日現地払いという手もありますが、事前に参加者の食事などを用意しなければいけないイベントであれば、突然のキャンセルは損失につながります。また、当日現金決済のみだとお釣りを用意したり盗難に気をつけなければいけなかったりと、手間や不安が生まれます。
このような負担を取り除くためにもおすすめなのは、参加者がオンラインで行える事前決済です。イベントの申し込みと同時にオンラインで決済もできるような「事前決済」の導入には、Square リンク決済がぴったりです。イベントの名前や参加費などを入力すれば、あっという間にクレジットカード決済ページとそこに紐づくリンクを作成できる機能です。決済手数料を除いて利用コストはかからず、作成できるリンクの数にも制限はありません。
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カフェやレストランのレジならSquare
飲食店や小売店の経営者なら、無料で使えるPOSレジを活用してみませんか。普段使っているスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードし、商品やサービスを登録すれば、手軽にPOSレジとして利用できます。
飲食店ならオーダーエントリーシステムとしても使えます。普段から使い慣れているタブレット端末を使えば、メニューを覚えきれずにオーダーミスをしてしまったり、操作方法を覚えるトレーニングに多くの時間と手間を割いたりすることがなくなります。モバイル端末とPOSレジアプリがあれば使えるので、通常のオーダーエントリーシステムより格段に低いコストで導入できる点も経営者にとっては大きな魅力です。
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店舗と従業員を管理するならスクエア
オンラインショップから実店舗へ、1店舗が2店舗や3店舗に。たった1人でお店を回していたところから従業員が5人、10人に。ビジネスが軌道に乗り、拡大していくことは喜ばしいことです。一方、店舗や従業員が増えれば増えるほど管理コストも増えていきます。管理にかかる手間も同様です。
そんなお悩みを解決すべく、Squareでは、複数の店舗を管理できる機能や、タイムカード代わりに使えるシフト管理機能を低コストで提供しています。出張など、外出先からでも最新の売上情報や従業員の出退勤を確認できます。忙しい経営者こそ、使いこなしたい機能ではないでしょうか。
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顧客との関係を強化するならスクエア
開店当初から定期的に来店してくれるお客さま、同じ商品をリピートして購入してくれるお客さま。これらのお客さまにビジネスは支えられています。いかにお客さまと良好な関係を築けるか、常連客といえるようなお客さまを増やすかは、常に経営者にとっての課題ではないでしょうか。
リピーター客を増やすにはさまざまな方法がありますが、Squareのサービスでご利用いただけるものを紹介します。
■顧客リスト
まずはお客さま情報の管理です。表計算ソフトなどですでにリストを作成しているかもしれませんが、POSレジと連動したSquareの顧客リストなら、購買履歴をすぐに確認できるうえに、お客さまの職業や好み、よく来店する時間帯などもメモとして残せます。顧客リストから請求書を送信したり、取引履歴を管理したりすることも可能。
すでに作成している顧客データは、CSVファイルをインポートすればSquareの顧客リストへの移行が簡単に行えます。もちろん、情報の編集やグループ分けなども可能です。
■Square ギフトカード
メンバーズカードやポイントカードといったカードを販促ツールとして活用している店舗がたくさんあります。Square ギフトカードなら、低コストでオリジナルのプリペイドカードが作れます。
レストランであれば、大切な日を祝うディナーのためのお食事券として販売したり、カフェのコーヒー回数券として販売したりと、誰かに贈るギフトカードとしてだけでなくお客さまが自分で使うこともできるため、リピーター客を増やすツールとして活用できます。
Square ギフトカードには、eギフトカードとプラスチックカードの2種類があります。eギフトカードは、お客さまが店舗で商品やサービスを購入する際に使えるデジタル仕様のギフトカードで、オンラインでも店舗でも販売できます。eギフトカードの設定と販売は無料ですが購入時の支払いはクレジットカードのみで、お客さまがeギフトカードを購入する際に3.25%のクレジットカード決済手数料がかかります。
プラスチックカードの注文にはクイックオーダーとカスタムオーダーの2通りがあります。テンプレートから背景イメージを選びビジネス名を入力するだけで注文できるクイックオーダーは、最少ロットが250枚で、一枚あたり150円から300円かかります。オリジナルのデザインで注文できるカスタムオーダーは、最少ロットが500枚で、1枚あたり120円から300円かかります。
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経営に生かせるデータ分析ならスクエア
経営者として日々向き合う数字。いわゆる使える数字が簡単に手に入れば、日々の作業も楽になるかもしれません。売上レポートや在庫数、従業員ごとの売上高など、Square データには経営者にとってビジネスの発展に活用できる数字が並んでいます。
また、freeeやマネーフォワードクラウド会計などのクラウド会計ソフトと組み合わせることで経理業務の手間をぐっと減らすことができます。
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今回はSquareで提供している便利なサービスについて紹介しました。どれも無料または低価格で利用できるうえに、日々の業務や事業成長をサポートするものです。ぜひ活用してみてください。
今回紹介したサービス内容についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの資料も参考にしてください。
Squareのブログでは、起業したい、自分のビジネスをさらに発展させたい、と考える人に向けて情報を発信しています。お届けするのは集客に使えるアイデア、資金運用や税金の知識、最新のキャッシュレス事情など。また、Square加盟店の取材記事では、日々経営に向き合う人たちの試行錯誤の様子や、乗り越えてきた壁を垣間見ることができます。Squareブログ編集チームでは、記事を通してビジネスの立ち上げから日々の運営、成長をサポートします。
執筆は2017年10月25日時点の情報を参照しています。2024年11月1日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。