歯科医院でキャッシュレス決済!レセプトと連携できるシステムも紹介

「支払いをするときに手持ちの現金がなくて、気まずい思いをした」そんな経験をしたことがある人もいるかもしれません。支払いの選択肢を増やすことで利用者の利便性を高めるため、現在ではさまざまなシーンでキャッシュレス決済が選べるようになりました。医療機関も例外ではありません。

たとえば、東京都では東京発医療改革として都立病院でのクレジットカード決済対応を進め、現在ではすべての都立病院でクレジットカード決済をすることができるようになりました。

今回は、歯科医院でのキャッシュレス決済導入のメリットや不安材料への解決策、実際の導入方法などについて紹介します。

目次



患者にとっての利便性

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患者が歯科医院でキャッシュレス決済を導入すると、その日にかかった治療費は後日決済事業者などを経由して歯科医院に入金されます。歯科医院としてはその場で現金を受け取れないものの、支払い自体は成立するため、のちの未払いなど金銭トラブルを避けることにもつながります。

たとえば緊急で高額な治療が必要になったとき、または矯正治療などの費用を分割払いで支払いたいときなどに、キャッシュレス決済ができることは、患者の利便性向上につながるでしょう。

歯科医院でキャッシュレス決済を導入するメリット

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歯科医院でのキャッシュレス決済導入にはさまざまメリットがあります。主な点を紹介します。

歯科医院にとってのメリット

矯正治療や審美歯科、インプラントなどの高額治療、金歯など高価な材料が必要となる治療の費用を現金で支払うとなると患者は躊躇してしまうことが考えられます。キャッシュレス決済が利用できれば、多額の現金を用意するという不安を解消できます。

また、緊急時の来院など支払い時に手持ちの現金がないときにもキャッシュレス決済が選べるなら安心です。

加えて、手持ちの現金を気にしなくてもよいことで、単価アップも期待できます。たとえば、「いつもの治療に加えて今日はホワイトニングを受けたい」「院内で販売している歯ブラシや歯磨き粉を購入したい」など、追加の依頼が増える可能性があります。

患者の利便性を考えたサービスの提供は、今後の収益拡大にもつながっていくでしょう。

患者にとってのメリット

患者にとっては以下のメリットが考えられます。

  • 手持ちの現金がなくても治療を受けられる
  • 高額治療を安心して受けられる
  • ポイントを貯められる

自分の症状にはどのような治療が施されるのか、前もって予想することは難しいでしょう。そのため、正確な費用がわからず、不安に思う人もいます。

キャッシュレス決済を導入している歯科医院なら、事前に現金を引き出す手間も省けます。

キャッシュレス決済導入の懸念点と解決策

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コストがかかる

キャッシュレス決済の導入を考える際には、初期費用と月額費用、一回ごとの決済に対する手数料などコストが気になるのではないでしょうか。また、決済機器自体の費用を負担に感じる歯科医院も多いでしょう。

入金されるまでに時間がかかる

次に、入金までの期間です。これはキャッシュフローに関わる問題です。その場で治療費を受け取れる現金と違い、キャッシュレス決済では、契約している決済事業者によっても異なりますが、治療費が振り込まれるまでしばらく期間が空くことになります。その間に経費や給与の支払いをしなくてはならないなど、資金繰りの問題からキャッシュレス決済導入を躊躇してしまう歯科医院もあるでしょう。

歯科医院のキャッシュレス決済ならSquare

キャッシュレス決済サービスのSquareなら、上記の二つの懸念点を解決できます。初期費用としてかかるのは、決済端末の購入費のみです。また、審査に通過すれば最短即日から利用を開始でき、登録の金融機関によっては最短で決済日の翌営業日に入金されます。

Squareには複数の決済端末がありますが、歯科医院におすすめなのは以下の二つです。

お手頃さなら「Square リーダー」

1台4,980円で手に入るSquare リーダーは、普段お使いのスマートフォンやタブレット端末にBluetooth接続することでクレジットカードQRコード電子マネーでの決済を受け付けられます。

多機能なら「Square ターミナル」

タブレットなどを利用していない歯科医院には、たったの一台でレジ機能も使えて、レシートの印刷もできるオールインワン決済端末(Square ターミナル)がおすすめです。Bluetooth接続の必要もないので、「機器の設定は苦手」というスタッフでも、すんなりと使い始めることができます。さらに、歯科医院用のクラウド型レセコン「POWER5G(パワーファイブジー)」との連携が可能です。Square ターミナルとPOWER5Gとの連携について詳しくはこちらをご確認ください。

Squareのキャッシュレス決済端末は月額費用は不要で、決済手数料のみで運用できるため、ランニングコストを抑えられます。決済手数料について詳しくはこちらをご確認ください。

Squareを導入している医療機関の事例をこちらで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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選ばれる歯科医院になるために

歯科医院を取り巻く現状は厳しいものだと考えられます。

街の至るところで見かけるコンビニエンスストアは、2023年7月の段階では全国で約55,772店あるそうです。一方、歯科診療所数は2021年時点で67,899施設。いかに多くの歯科医院があるかが分かります。

参考:
令和3(2021)年医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況(厚生労働省)
コンビニエンスストア統計データ(一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会)

技術向上や施設の充実などと併せて、キャッシュレス決済を導入して利便性を向上させるのも「選ばれる歯科医院」になるための方法です。

歯科医院と患者の負担を減らし、より安心できる来院環境を整えてくれるキャッシュレス決済。ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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執筆は2018年6月11日時点の情報を参照しています。2023年9月28日に記事の一部情報を更新しました。当ウェブサイトからリンクした外部のウェブサイトの内容については、Squareは責任を負いません。Photography provided by, Unsplash