神楽坂プリュス | Square POSレジ導入事例

「思い込みで『これは売れてる』と思っている商品が、売れていなかったりもする。感覚でものをしゃべっていてもしょうがないから、データは大事だと思っています。そういう意味でSquareの売上レポートは便利です」ー 神楽坂プリュス コーディネーター 安美和さま

足を運ぶたびに「今日は何があるだろう」とワクワクさせられる雑貨店が、神楽坂商店街にある。東京メトロ東西線・神楽坂駅の神楽坂口を背に左に進むと、外堀通りまで活気あふれる商店街が続く。「人と街をつなぐ」をテーマとする神楽坂プリュス(kagurazakaplus)があるのは、商店街の真ん中の少し手前あたりだ。

お店に立つのはコーディネーターという肩書きを持つ、安美和(あん・みわ)さん。店舗自体はこぢんまりとしているものの、商品の種類は常時500ほどにも渡る。どの商品がどれくらい売れているのか。期間限定で販売した商品はどのような売れ行きだったのか。こういった売上情報を確認するためにはSquare POSレジを使用している。今回は安さんに神楽坂プリュスがどんなお店なのか、そしてビジネスを営むうえでSquareをどのように活用しているのかを伺った。

業種 食品・雑貨の小売業
業態 食品・雑貨店
利用しているサービス Square リーダーSquare 請求書Square POSレジSquare データ(売上レポート)
導入を検討した理由 すぐにお手頃に導入できるクレジットカード決済サービスを探していたため
Squareが役に立っている点 ・Square データから商品ごと・指定期間の売上が確認できる
・LINEを通じて受け付けるオンライン注文の決済方法として、Square請求書を利用できる

賑わいのある、楽しい商店街にしたい

「まちの人のためのお店を作りたい」という思いのもと、不動産業を営む株式会社ニューハウスの代表である萩原秀治さんと株式会社ニューハウス神楽坂店のマネージャーの笠原秀子さん、そして安さんの3人が2015年6月にはじめたのが、神楽坂プリュス。

扱う商品は主に雑貨と食品。日本全国からさまざまな商品を届けるなかで、商品選びの軸としているのは「普通の本物」だ。ものが溢れかえるなかで、「普通」のものでも、日用品であればしっかりと作り込まれているもの、食べ物であれば自信を持っておすすめできるものだけを選んでいる。どの商品も自分で使ったり、食べたりしてから店に置く。

また、生産者がお客様の感想や声を直接聞ける場を提供するために、生産者を招いたポップアップを定期的に開催しているのも、神楽坂プリュスの大きな特徴である。「商品を売る」だけにとどまらず、扱う商品の作り手の顔が見えてくる場所づくりを心がけることで、あるときはものと人、あるときは人と人、あるときは人とまちをつなげられるような店を目指している。店名に「+(プリュス)」の記号を使っているのも、その思いを表すためだ。

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商品の構成を伺うと、常時お店に置いている商品はほんの一割、そのほかは毎週、毎月入れ替わっているという安さん。「うちは地元のお客様が頻繁に来てくださるので。『今日は何入ったの?』って聞いてくれる人もいます。そういう意味では一週間に一回、二週間に一回、一カ月に一回という形で商品がどんどん変わっていくのが理想だと思っています」

感覚でものをしゃべってもしょうがない

たくさんの商品が常に出入りするなかで絶対に欠かさないのがSquare POSレジでの商品登録。理由は、売上データを追うためだ(※)。細かな情報を売上レポート上で見れる点は、Square POSレジを使ううえで安さんが一番気に入っている機能でもある。

※Square POSレジで商品登録を行うと、Square データから商品別売上などを確認することができます。

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売上レポートの活用方法はというと、多岐にわたる。たとえば、「以前出した季節商品を今年も取り扱うか」を決める際には、昨年の成績をまず確認する。

「売上データを見れば、去年がどうだったかがすぐにわかるでしょ(※)。そうすれば『今年どうする』の判断材料がすぐにとれるので、すごく便利です。私、もともと大手の百貨店にいたんですけど。そのときは専門部署から売り上げの資料はもらえても、自分で追いたいデータは自分で拾わないといけなかったんです。でもこれだったら自分のパソコンから操作して、ほしいデータをすぐにとれるので、便利です」

※Square データからは指定期間の売上データを確認することができます。

また、Squareのアカウントから見れる売上レポートは安さんに限らず、事務所で勤務する経理担当も確認・管理している。店舗にいなくても神楽坂プリュスのアカウントにさえログインすれば、誰でも、どこからでも売上データを確認できるのは助かっている点だそう(※)。

※Square データの基本的な使い方はこちらからご確認ください。

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神楽坂プリュスが行う「棚貸し」という取り組みでも、Squareの売上レポートが役立っている。これは生産者が一定の期間、神楽坂プリュスの棚を借りて商品を販売できる、という仕組みだ。

「たとえば商品を一カ月間棚で売ったときも、Squareでデータをとります。『これだけ売れました』というデータをもとに、『なんでこれは売れて、これはダメだったのか』『パッケージはどうだったのか』というレポートを作っています」

このような生産者とのやりとりに活用できるだけでなく、神楽坂プリュスで今一番売れている商品もSquareの売上レポートから瞬時に把握できる。ちなみに「石巻金華茶漬け(1位)」「いかの干物(2位)」「パック キッチンスポンジ(3位)」が不動のトップ3なのだとか。

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「思い込みで『これは売れてる』と思っている商品が、売れていなかったりもする。感覚でものをしゃべっていてもしょうがないから、データは大事だと思っています。そういう意味でSquareの売上レポートは便利です」

SquareのPOSレジなら高機能なのにずっと0円

キャッシュレス決済、在庫管理、顧客管理、スタッフ管理など、店舗に必要な機能をすべて搭載

好評なのはタッチ決済

平日は40代から80代までの地元のお客様が立ち寄り、安さんなどとちょっとおしゃべりをして、生活まわりのものや、新しく発見した商品を手に帰路に向かう。週末はどちらかというと、お土産を買いに立ち寄る観光客が多いという。そのうちキャッシュレスで支払うお客様は、今のところ全体の4割程度。安さんはSquare リーダーで決済を受け付ける際、特に気に入っている決済方法があるという。

「タッチ決済が使えるようになってから、お客様もものすごく楽で。今結局、タッチ決済が一番いいんです。サインをしなくてもいいので、お客さんもこちらもあっという間に終わります」

神楽坂プリュスに足繁く通う地元の高齢者にも、タッチ決済はご好評のよう。

「意外に神楽坂のおばあちゃまたちがタッチ決済対応のカードを持っていて。おばあちゃまたちが『タッチでいいのよねぇ』って使ってくれています(笑)」

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LINEからの注文はSquare 請求書で

神楽坂プリュスでは、店舗になかなか足を運べないお客様に向けて、入荷したばかりの新商品などをLINEでお知らせしている。感染症が広まりはじめてからは、LINEで新着情報を配信すると「オンラインで購入できますか」と返信してくるお客様も増えてきたという。その際の決済方法として採用しているのが、Square 請求書だ。

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「LINEのチャットで注文を受けて、Square POSレジから請求書を作成して、メールをぴゅっと送ったら瞬時に完結するので、『なんて便利なんだろう!』って。すごく楽ですよ。今まではパソコンで請求書を作るたびに商品名を打って、金額を入れてましたけど。画期的です」

神楽坂プリュスではSquare POSレジに全ての商品を登録しているので、商品リストから該当商品を選択して、お客様のメールアドレスを打ち込めばアプリ内からすぐに請求書が送信できる。ちなみにSquare 請求書は無料で何通でも送信できる(※)。

※決済が発生した際には決済手数料が生じます。Square 請求書の詳しい利用方法はこちらから、決済手数料についてはこちらからご確認ください。

店頭ではSquare リーダーとSquare POSレジを、オンラインでの決済にはSquare 請求書を利用している神楽坂プリュス。安さんが神楽坂プリュスと同じ規模の小売店にSquareをおすすめするとしたら、どのような点を勧めるのだろう。

「簡単にクレジットカードの審査が通って、クレジットカード決済が扱えるようになる点。導入の短さは大きいです。あと、振り込みも早いでしょ。早ければもちろん資金繰りも楽になりますよね。あとは簡単に操作できて、データ管理ができる点ですね」

来るだけで楽しいお店に

どうすればもっとお客様に楽しんでもらえるのか。神楽坂を活気づけるためには何ができるだろうか。常にこのような点を意識して、並べる商品やポップアップの選定、商品POPの作成、売上データの分析に取り組む安さん。オープンから5年が経った今、今後の意気込みについても聞いてみた。

「お店としてはとにかく毎日が楽しくなるような商材を全国から見つけて、お客様にご案内できたらなと思ってます。来るだけで楽しくなるお店になりたいですね。あと、うちのお店ではポップアップを定期的に開催することで、お客様がそのお店を知って、さらには実際にそのお店に行って、そのあとに『おいしかったわ』とうちに伝えに来てくれることもあります。まちの人とお店をつないでいって、まちを活性化させる。そういうことを続けていきたいです」

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「LINEのチャットで注文を受けて、Square POSレジから請求書を作成して、メールをぴゅっと送ったら瞬時に完結にするので、『なんて便利なんだろう!』って。すごく楽ですよ」ー 神楽坂プリュス コーディネーター 安美和さま

Squareが実現したこと

経営に生かせる売上データを簡単に確認できる

神楽坂プリュスでは商品ごとの売り上げや、季節限定企画の売上成績などを確認し、今後の企画や商品の仕入れなどに生かしています。Square POSレジに全ての商品を登録しておくことで、アカウントの管理画面からすぐに商品ごとの売り上げや、期間別の売り上げを調べることができています。Squareの売上レポートSquareの無料アカウントさえ作成すれば、誰でも固定費なしで利用できます。詳しい利用方法はこちらでも説明しています。

誰でも、どこからでも売上データを確認できる

神楽坂プリュスでは、安さんはもちろんのこと、事務所で勤務する経理担当も売上レポートを確認しています。店舗にいなくても、アカウントにログインするだけで誰でも、どこからでも売上レポートを確認できることで経理業務も効率的に行うことができています。

LINEでの注文にも対応できる

神楽坂プリュスではLINEで注文を受けることもあります。Square POSレジ内からすぐにアクセスできるSquare 請求書を活用して、簡単にオンライン決済を受け付けることができています。以前のように商品名や価格を入力して一から請求書を作成する必要もなく、作業時間の削減にもつながっています。

タッチ決済で接触機会を減らせる

Square リーダーでは、クレジットカードをかざすだけで決済が完了するタッチ決済を受け付けることができます。一定額まではサインレスで行えるため、スピーディにお会計を終えられるうえ、カードや現金の受け渡しが発生しないため、お客様との接触機会を減らすことができています。

Squareでは、キャッシュレス決済が受け付けられる決済端末に加えて、POSレジ売上レポートなど、小売店の業務に役立つサービスや機能を多く提供しています。

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この事例に登場したSquareのサービスは:

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▲ケチャップ好きのことをケチャラーという。最近は商品のコピーには力を入れているという

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